ヨーロッパ・ドライブ体験記 「イタリア」 Part1

行程

 過去に海外で何回かレンタカーを借りた経験があったので、あまり深く考えずに、行きたいところ、行けそうなところを優先しGoogle Mapで移動距離を考慮しながらスケジュールを立てました。

Day1:15:30 ニース → サボナ → アルバ(グアレーネ) <約250KM>
Day2:ラ・モッラ → アスティ → ミラノ → コモ湖  <約270KM>
Day3:コモ湖 → ベローナ → ヴェネツィア <約270KM>
Day4:ヴェネツィア観光
Day5:ヴェネツィア →(フィレンツェ) → ルッカ → ラ・スぺツィア →
    リオ・マッジョーレ  <約270KM>
Day6:リオ・マッジョーレ → マナローラ → (モンテカルロ・モナコ)→
    ニース<約310KM>
Day7:国内線でパリに移動。12:30レンタカーで観光開始
Day8:レンタカーで観光。22:00現地出発

 国内の車旅であれば、毎日200Kmを超える移動なんて、あり得ない計画ですが、短期間のヨーロッパ(イタリア・フランス)ドライブということもあり、ついつい欲張ってしまい、最後はなんとかなるさと、大人旅とは思えない、学生時代に戻ったようなイケイケな計画になってしまいましたが、お陰様で実に様々な体験ができました。

レンタカーの運転

 知っている人にとっては当たり前のことですが、道路は右側通行、左ハンドルです。また、レンタカーを借りる場合、基本はマニュアル車だと思っていた方が安全です。

 カーナビはカーレンタル時の付帯サービスでつけることができます。私たちは昨年オーストラリアでレンタカーを借りた時、カーナビが日本語に対応していないため、あまり機能しなかったので、今回もGoogleMap頼みとし、イタリアではカーナビをレンタルしませんでした。(実際にカーナビは付いていませんでした。)

 車はコンパクトカーを希望。予約時は「TOYOTA アイゴ」クラスだったのですが、実際に借りた車は中国車の「BYD」は思ったよりも大きく(1500CCクラス?)、嬉しさ反面、リグリア海に面したチンクエテッレの山道をドライブする計画があったので、取り回しに不安を残したままスタートすることになりました。


 走りだそうと思って最初に躓いたのが、リア(バック)にギアを入らないこと。日本の車であれば、1-5/6速とは別にRのギアボックスがあると思いますが、借りた車は1速と同じ場所の表示になっていて、ギアがなかなか入らない。
 いつまで経っても出発できないので、少し待って近くに来てくれた老夫婦のもとに行き、拙い英語でサポートをお願いすると、快く奥様が私の車の中でギアの操作方法を丁寧に教えてくださり、シフトノブを引き上げたり、引き下げたりしなければギアがリアに入らないことを知った次第です。日本車であればインパネ(インストルメントパネル)にRの表示が出たり、音がでてリアにギアが入ったことが分かりますが、レンタカーはどんな車が出されるか分からないので、最低限の知識として事前に確認しておくべきでした。

 また、最近の車は電子的に制御できる部分が多くなっているので、実際に車を動かしてみても、どんな制御を掛けられるのか、掛かっているのか分からないことが多くありました。

 因みにウインカーは左、ワイパーは右側についているので、日本車の運転に慣れている方にとっては、慣れるまでは交差点でワイパーが動き出すことになるかもしれません。また、右側通行なので左方車優先、信号のある道路もありますが、道路を曲がるときはラウンドアバウト(ロータリー)の何番目の出口を出るかになります。ラウンド進入時の標識によって優先が異なるので、気を遣います。(結局、慣れないままに終わってしまいました。)

 今回の旅行に際しては、出発2-3週間前になり、車事情を色々な検索サイトで検索しましたが、言語の壁に加え、情報が古かったり、なかなか生きた情報が得られなかったので、体験記Part2以降では、実際の移動距離感、高速道路の料金所、パーキング、ガソリンスタンド事情に始まり、訪ねた街での出来事を発信していこうと思っています。

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この記事を書いた人

KUHIS 共同代表。自然をこよなく愛し、国内は道東・道央、沖縄の離島が好き。20代の頃はカナディアンロッキーをドライブしたり、オーロラを観たくてアラスカに行ったり。
SNSは眺めるだけでしたが、写真とともに発信にチャレンジしていきます。

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